ポリクローナル抗体作製

概要

弊社では、株式会社ホクドー社が提供する受託ポリクローナル抗体作製サービスをご提供しています。

ウサギ、マウスをはじめとしてヤギ、ヒツジ等の大型哺乳動物などを用いた抗血清作製を行っています。
抗原サンプルをご用意していただくだけで、免疫感作から血清採取まで作業を行います。
基本料金には免疫感作、免疫前採血、試採血、全採血、ELISA法による抗体価測定および抗血清の送付を含みます。

 

標準価格表

※ 価格は全て税別表記です
動物種 系統 使用
動物数
基本料金 備考
ウサギ 日本白色種
(healthy)
1羽 146,000円 期間短縮法(28日法)での実施となります。
短期間で良好な抗体価を示します。
標準スケジュール表はこちら
1羽あたり必要な抗原量はタンパク1mg~、
合成ペプチド5mg~。
1羽あたり抗血清量は約50mL。
2羽 200,000円
3羽 262,000円
マウス BALB/c 2匹 130,000円 期間短縮法(28日法)での実施となります。
1匹あたり必要な抗原量はタンパク0.25mg~、
合成ペプチド1mg~。
1匹あたり抗血清量は約0.5mL。
標準スケジュール表はこちら
5匹 160,000円
ラット SD 2匹 140,000円 期間短縮法(28日法)での実施となります。
1匹あたり必要な抗原量はタンパク1mg~、
合成ペプチド5mg~。
1匹あたり抗血清量は約5mL。
標準スケジュール表はこちら
5匹 180,000円
ヤギ 日本ザーネン 1頭 330,000円 1頭あたり必要な抗原量はタンパク10mg~、
合成ペプチド25mg~。
1頭あたり抗血清量は約1,000mL。
標準スケジュール表はこちら
基本料金のほかに動物購入費および動物輸送費が必要となります。
ヒツジ サフォーク 1頭 390,000円

血清量は免疫個体によって増減します。
その他の動物種、系統ならびに多数免疫についてはお問い合わせください。

 

ウサギポリクローナル抗体作製

【期間短縮法の場合】

日程 内容
免疫開始前 ご依頼者とのスケジュールの打ち合わせを行ったのちに、予定表を提示します。
抗原受領時期にあわせて使用動物を入荷させ、入荷後1週間の馴化飼育を行います。
送付いただく抗原濃度はタンパク抗原で0.5mg/mL以上、合成ペプチドで2mg/mL以上を希望します。フロイントのアジュバントも使用します。
Week0 免疫感作前に免疫前血清(約1.5mL)を採取した後に、第1回目の免疫感作を行います。
Week2 第2回免疫感作を行います。
Week3 試採血及びELISA測定を行います。免疫前血清&抗血清(約1.5mL)を送付いたします。
Week4 全採血を行います。

■ 1回あたりの抗原の投与量:
初回感作  タンパク0.2mg/羽、合成ペプチド1mg/羽
二回目感作 タンパク0.1mg/羽、合成ペプチド0.5mg/羽

■ 必要抗原量(万一の追加免疫用含む)
・合成ペプチド:
追加免疫用も含めて免疫感作用に5mg/羽以上と、ELISA測定用にフリー状態の合成ペプチド0.1mgがそれぞれ必要となります。
免疫感作用は、キャリア蛋白を結合したものをご用意いただきます。

・タンパク:
免疫感作用およびELISA測定用に1mg/羽以上が必要となります。
ただし、融合タンパク質の場合は、ELISA測定用として遊離した状態のタンパク質もしくは異なるタグの融合タンパク質がそれぞれ0.1mg必要となります。

3w血清の6,400倍希釈の吸光度値が1.000Abs以下の場合、ご希望に応じて2回の追加免疫を無料(4週間の飼育料金および試採血・ELISAも含む)で実施いたします。それ以上の追加免疫は有料となります。

 

マウスポリクローナル抗体作製

【期間短縮法の場合】

日程 内容
免疫開始前 ご依頼者とのスケジュールの打ち合わせを行ったのちに、予定表を提示します。
抗原受領時期にあわせて使用動物を入荷させ、入荷後1週間の馴化飼育を行います。
送付いただく抗原濃度はタンパク抗原で0.5mg/mL以上、合成ペプチドで2mg/mL以上を希望します。フロイントのアジュバントも使用します。
Week0 免疫感作前に免疫前血清(約20µL)を採取した後に、第1回目の免疫感作を行います。
Week2 第2回免疫感作を行います。
Week3 試採血およびELISA測定を行います。免疫前血清&抗血清(約20µL)を送付いたします。
Week4 全採血を行います。

■ 1回あたりの抗原の投与量:
初回感作  タンパク50µg/匹、合成ペプチド200µg/匹
二回目感作 タンパク25µg/匹、合成ペプチド100µg/匹

■ 必要抗原量(万一の追加免疫用含む)
・合成ペプチド:
追加免疫用も含めて免疫感作用に1mg/匹以上と、ELISA測定用にフリー状態の合成ペプチド0.1mgがそれぞれ必要となります。
免疫感作用は、キャリア蛋白を結合したものをご用意いただきます。

・タンパク:
免疫感作用およびELISA測定用に0.25mg/匹以上が必要となります。
ただし、融合タンパク質の場合は、ELISA測定用として遊離した状態のタンパク質もしくは異なるタグの融合タンパク質がそれぞれ0.1mg必要となります。

3w血清の6,400倍希釈の吸光度値が1.000Abs以下の場合、ご希望に応じて2回の追加免疫を無料(4週間の飼育料金および試採血・ELISAも含む)で実施いたします。それ以上の追加免疫は有料となります。

 

ラットポリクローナル抗体作製

【期間短縮法の場合】

日程 内容
免疫開始前 ご依頼者とのスケジュールの打ち合わせを行ったのちに、予定表を提示します。
抗原受領時期にあわせて使用動物を入荷させ、入荷後1週間の馴化飼育を行います。
送付いただく抗原濃度はタンパク抗原で0.5mg/mL上、合成ペプチドで2mg/mL以上を希望します。フロイントのアジュバントも使用します。
Week0 免疫感作前に免疫前血清(約20 μL)を採取した後に、第1回目の免疫感作を行います。
Week2 第2回免疫感作を行います。
Week3 試採血およびELISA測定を行います。免疫前血清&抗血清(約20μL)を送付いたします。
Week4 全採血を行います。

■ 1回あたりの抗原の投与量:
初回感作  タンパク0.2mg/匹、合成ペプチド1mg/匹
二回目感作 タンパク0.1mg/匹、合成ペプチド0.5mg/匹

■ 必要抗原量(万一の追加免疫用含む)
・合成ペプチド:
追加免疫用も含めて免疫感作用に5mg/匹以上と、ELISA測定用にフリー状態の合成ペプチド0.1mgがそれぞれ必要となります。
免疫感作用は、キャリア蛋白を結合したものをご用意いただきます。

・タンパク:
免疫感作用およびELISA測定用に1mg/匹以上が必要となります。
ただし、融合タンパク質の場合は、ELISA測定用として遊離した状態のタンパク質もしくは異なるタグの融合タンパク質がそれぞれ0.1mg必要となります。

3w血清の6,400倍希釈の吸光度値が1.000Abs以下の場合、ご希望に応じて2回の追加免疫を無料(4週間の飼育料金および試採血・ELISAも含む)で実施いたします。それ以上の追加免疫は有料となります。

 

ヤギ、ヒツジポリクローナル抗体作製

【抗原が合成ペプチドの場合】

日程 内容
免疫開始前 ご依頼者とのスケジュールの打ち合わせを行ったのちに、予定表を提示します。
免疫感作予定の動物は、入荷後4週間の馴化飼育を行います。
Week0 免疫感作前に免疫前血清(約1.5mL)を採取した後に、第1回目の免疫感作(FCA)を行います。
Week2 第2回免疫感作(FIA)を行います。
Week4 第3回免疫感作(FIA)を行います。
Week6 第4回免疫感作(FIA)を行います。
Week7 第1回目試採血およびELISA測定を行います。抗血清(約1.5mL)およびデータを送付いたします。
Week8 第5回免疫感作(FIA)を行います。
Week9 全採血を行います。

1回あたりの抗原の投与量は、5mg/頭です。

必要抗原量は、免疫感作用に25mg/頭以上と、ELISA測定用にフリー状態の合成ペプチド0.1mgがそれぞれ必要となります。

追加免疫実施の場合は、有料となります。

 

【抗原がタンパク質の場合】

日程 内容
免疫開始前 ご依頼者とのスケジュールの打ち合わせを行ったのちに、予定表を提示します。
免疫感作予定の動物は、入荷後4週間の馴化飼育を行います。
Week0 免疫感作前に免疫前血清(約1.5mL)を採取した後に、第1回目の免疫感作(FCA)を行います。
Week2 第2回免疫感作(FIA)を行います。
Week4 第3回免疫感作(FIA)を行います。
Week5 第1回試採血およびELISA測定を行います。抗血清(約1.5mL)およびデータを送付いたします。
Week6 第4回免疫感作(FIA)を行います。
Week7 全採血を行います。

1回あたりの抗原の投与量は、2mg/頭です。

必要抗原量は、免疫感作用およびELISA測定用に10mg以上/頭が必要となります。
ただし、融合タンパク質の場合は、ELISA測定用として遊離した状態のタンパク質もしくは異なる種類の融合タンパク質がそれぞれ0.1mg必要となります。

追加免疫実施の場合は、有料となります。

その他の動物種、抗血清からの精製および標識についてはお問い合わせください。

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