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エンドトキシン測定について
エンドトキシン測定について
エンドトキシンとは、グラム陰性菌の細胞壁の成分であるリポ多糖(Lipopolysaccharide、LPS)のことで、生活環境の至るところに存在する発熱性物質の一種です。
微量でも⾎中に⼊ると敗⾎症、発熱、多臓器不全など様々な⽣体反応を引き起こします。
分⼦量は通常5000〜8000 程度ですが、⽔溶液中では会合してミセル構造をとり、⾒かけ分⼦量は⼤きいです。
核酸オリゴにエンドトキシンが混入すると、両者の分子量サイズが近似しているため、混入後の除去は極めて困難です。そのため、全製造⼯程において如何にエンドトキシンとの接触を回避するかが重要です。
弊社では、核酸医薬などの研究開発をサポートするため、⽣体内毒性の影響を気にせずにオリゴ核酸をご使⽤いただけるよう、エンドトキシンの混⼊を抑えた製造を実施しています。
さらに、オプション(有償)として、低エンドトキシンを測定・保証するサービスも提供しております。
価格詳細は、こちらよりご確認ください。
エンドトキシン測定の規格値
弊社の設定するエンドトキシン測定は ≦ 5 EU/mg を保証の規格値としております。
ただし、配列 (特に特殊修飾や⼈⼯核酸) の影響で正常に測定できない場合があります。
この場合、ご依頼のお客様にはエンドトキシン測定のキャンセルをご相談する場合がございますので、ご了承ください。
エンドトキシン測定・計算方法
エンドトキシン測定にはリムルス反応と呼ばれる酵素反応が利用されています。
エンドトキシンが試薬と反応した際の呈色・濁度を測定することで定量しています。
この反応は温度や添加成分等の環境に敏感で、エンドトキシン以外の成分は影響因子となり得ます。
弊社の経験上、オリゴ核酸も影響因子であり、濃度が過剰になると阻害作用を持つと想定しています。
弊社では、測定溶液濃度を以下のように調製・測定しておりますが、S化や2’-O-Me等の人工核酸などの
特殊修飾がオリゴにある場合、特殊修飾が反応を阻害し正常に測定できない場合がございます。
弊社使用のエンドトキシン分析器の分析精度 (下限)は0.01 EU/mLです。
測定溶液濃度 | 測定下限値未満の時の エンドトキシン濃度 |
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通常オリゴ核酸 | 0.05 mg/mL | 0.2 EU/mg 未満※ |
特殊修飾オリゴ核酸 | 0.01 mg/mL | 0.1 EU/mg 未満 |