北海道システム・サイエンス
検索方法
  HOME   製品・サービス情報   ご注文   サポート・お問合せ   学会出展情報   会社案内   HSS便り   English
HSS便り
Seasons Greetings

2017年は明治の文豪である夏目漱石の生誕150年だそうです。
昨年は没後100年で記念年が続いているということもあり、書店に行くと夏目漱石の本を紹介したコーナーをよく見かけていましたが、先日、代表作の「こころ」「坊っちゃん」「草枕」「三四郎」「それから」「門」を衝動買いしてしまいました。
学生時代に読んだときは、授業や受験などのために仕方なく読んでいた側面があり、表現が難しくて読みにくいし、あまり面白いと思っていませんでした。
しかし年齢を重ねて読むことで、当時は見逃していた文字に込められた作者の想いや、明治時代ならではの考え方や習慣などに気づくことがあり、新たな発見に面白さと驚きを感じながら読んでいます。

ところで夏目漱石が英語教師をしていた時代に、教え子が“I love you”の一文を「我、君を愛す」と翻訳したのを聞いて、「日本人はそんなことは言わない。『月が綺麗ですね』とでも訳しておきなさい。それで伝わる」と言ったという逸話があります。
遠まわしな言い方だと思う反面、明治という時代のもつ情緒や奥ゆかしさのようなものを感じ、留学経験のある夏目漱石だからこそ生まれた、ロマンティックな表現だなと思います。

今年のゴールデンウィークは、そんな明治時代に思いをはせながら、読書をしてのんびりと過ごしたいと思います。